スプリングができるまで

1. 材料
スプリングの材料は金属ワイヤです。ピアノ線やステンレス線など、様々な材質および線径の材料が用いられます。

2. 機械加工
コイリングマシンやワイヤフォーミングマシンなどの設備を用いて各種スプリングを製造します。
製造課では、機械のセットアップ、加工ツールのメンテナンス、機械の動作プログラムなどを管理します。

4. 量産前検査
機械や電気炉の準備ができたら、量産前の最終確認を行います。ノギスやピンゲージで寸法を検査するほか、顕微鏡を使ってキズがないことを確認します。
また画像のような荷重測定機を使って、規定の性能が得られているか確認します。

4-2. 投影機検査
ノギスやピンゲージでの測定が難しい、トーションばね等については投影機を用いた形状検査を行います。
10倍に拡大して検査することで、複雑な形状のスプリングでも精密な調整が可能となります。

5. 両端研磨
圧縮ばねについては、必要に応じて両端研磨機を使ってスプリングの両端を研削加工することができます。

6. 湿式バレル研磨
一部の製品についてはバリ取りを行って末端部を滑らかにするため、湿式バレル研磨加工を行います。
研磨用の小さな石とスプリングを入れて、水で満たして数時間~3日間ほど回転することで、徐々に末端部が丸みを帯びてきます。

7. 表面処理/防錆処理
必要に応じて三価クロメート処理をはじめとした各種表面処理が可能です。
表面処理は協力工場にて行いますが、常に流動があることから密に連携をとっており、安価でスピーディーな対応を実現しております。
表面処理を行わない鉄材のスプリングは防錆油を塗布して錆止めを行います。

圧縮ばね加工機
保有台数10台 対応線径0.12~2.0mm
※上記の対応線径以外の製品も、当社協力工場にて製作可能です。お気軽にご相談ください。

ワイヤフォーミング加工機
保有台数15台 対応線径0.20~4.0mm
引張ばね、トーションばね、ワイヤフォーミングなどの加工が可能です。
※上記の対応線径以外の製品も、当社協力工場にて製作可能です。お気軽にご相談ください。

荷重測定機
圧縮ばね・引張ばね荷重測定機 3台
トーションばねトルク測定機 1台

投影機
保有台数 2台
トーションばね等を10倍に拡大して形状を精密に測定できます。
設備一覧
- コイリングマシン(圧縮ばね加工機) 10台
- ワイヤフォーミングマシン(引張ばね、トーションばね等の加工機) 15台
- 自動端面ばね研磨機 5台
- 荷重測定機4台(圧縮ばね用3台、トーションばね用1台)
- 耐久試験機
- 連続式電気テンパー炉
- SD式電気テンパー炉
- シェーカーハウス式電気テンパー炉
- 投影機
- 湿式バレル研磨機
- 高周波洗浄機
- 平面研磨機